KOKOTTO(ココット)は「公民館」「図書館」「観光交流」「子育て支援」の4つの機能が融合した施設。あらゆる人に開かれた“広場”のような場所として、乳児からシニア世代まで、また矢吹町で暮らす人も、矢吹町を訪れる人も利用することができます。ここは、互いに高め合い、共に次世代を育み、町の文化や魅力に触れ、より良い暮らしをつくり、安心して過ごすことができる「みんなの居場所」。この場所から生まれるさまざまな活動が、豊かな「人」を育て、「文化」を継承・創造し、「地域」の力をさらに高め、やがて未来を拓いていく——。そんな想いが込められた、矢吹町のシンボルです。
世代を問わず集う人々に、学習の場を提供する
次世代を担う子どもたちを、みんなで育てる
みんながここを訪れ、交流の幅が広がる
伝統・文化を発信し、にぎわいを創出する
環境とユニバーサルデザインに配慮して設計された施設には、公民館や図書館、子育て支援室のほか、秋まつりで繰り出される大屋台を展示・収蔵する屋台蔵が。KOKOTTOを通じて、「集い」「学び」「遊び」「育む」という4つの活動がつながり、ひとつになることで、日本三大開拓地のひとつ・矢吹町ににぎわいを生み出し、未来を拓いていきます。
200名程度を収容する移動観覧席と可動ステージを備えたKOKOTTOホールは、発表会や講演会などさまざまなイベントに活用できます。さらに、1つの部屋として広く利用できるマルチルームAB、防音機能が施されたスタジオ、ものづくりができるアトリエ、クッキングスタジオなど、多種多様な活動に対応する充実した設備が整っています。また、施設中央に位置する町民交流ホールは、KOKOTTOの玄関口であり、訪れる人々の憩いの場。自由に過ごしたり、気軽に利用したりできるスペースを設け、多様な来館者同士の交流を育みます。
2階にあるのは最大約10万冊を収容できる図書館。一般向け書籍や新聞・雑誌はもちろん、児童書や絵本、中・高校生向けの図書を集めた「ティーンズコーナー」、矢吹町に関する資料を集めた「郷土資料コーナー」など、あらゆる世代の知的好奇心に応える資料を揃えています。さらに、個人詩集を集めた「大滝清雄文庫」や、町内在住・出身者の出版物を集めた「さわやか文庫」といった、全国でも珍しいコーナーも設置。滞在型読書空間として設計された館内には、約50席の閲覧・学習スペースや、子どもが安心して利用できる施設も用意。Wi-Fi環境も整備され、多様な形で利用できます。
広々としたプレイスペースとラウンジを中心に子育て中のママやパパが子どもたちと一緒に、気軽に集い、交流や相談ができる場所としてご利用いただけます。子育てに関する情報発信や、子育ての援助をして欲しい方と援助をしたい方をマッチングするファミリーサポートセンター事業、子育ての不安や悩みのある方の家庭を訪問し寄り添いながら支援するホームスタート事業なども行っています。授乳スペースやおむつ交換台、乳幼児用のトイレ、沐浴ができるシャワーといった設備も備えています。