矢吹町デジタルアーカイブ

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矢吹町指定有形文化財 明新供養塔

●文化財案内看板より
 矢吹町には、石造供養塔婆(板碑)が120余基認知されるが、紀年銘のある供養塔で3番目に古く、頭部三角形で、二条の切り込みを持ち頭部、身部の左右の角の稜は面取りされている。典型的な形状である。
 弘長年号の石造供養塔婆は、県内にも数少なく4・5基である。その中でも完全な状態で残されている1基である。
 この時期は、石川坂路光信と石川光行が蒲田村(古殿町、鎌田)の領有を争っていた時期で、石川氏の誰かが、母の供養のために造願したものと思われる。

平成16年5月7日 町指定

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